新撰組総長 山南敬助。彼は己の死に何を思ったのか・・・。本編完結!
明里、彼女は信憑性に欠ける山南敬助の恋人である。しかし彼女は実在した。確かに愛を育んでいた。素性や最期も解らぬ彼女の本当の姿は……―
若き日の新撰組総長山南敬助は河辺でひとりの少女を拾った。奇妙な格好で全身に怪我を負った彼女の閉じた心を試衛館の面々は癒していく。だがその行く末に待ち受けるものは――。
桜咲く季節。思い出すのは新撰組総長 山南 敬助との愛しくて、切ない日々。彼との最後の七日間――…。
「さようなら。大好きでした」あなたはいつも他の女の子を想っていた。それでも私はあなたを愛してました。一瞬の恋物語シリーズ第七弾は山南さんです。