図書室に通う私の日常の話し…
図書室で、いつも会う君。君が見ているのは、いつも私ではなくて…。
彼が好きだった。それだけだったのに。
めんどくさがりの俺が図書室に通い始めて恋に落ちました。
あたしの学校の森永賢人はそこまでイケメンだったりもしないし急にタメ口で話したりもしない。
誰もいない図書室で、参考書をめくる先輩の向かい。あたしの、いつもの席だった。 ───毎日好きが、あふれてく。 夏休みの図書室の、小さな恋のはなし。
口にできない話を、心で語り続ける者がいる。今日はたまたまあの図書館の、あの一角だった。それだけのはなし。
愛してる、って言う度に 彼は自分を殺してるみたいだった。