人間不信だが、男顔負けのイケメン女子 夏酉 輝と冷静沈着だけど男嫌い 灘芽 朔。そんなふたりが出会ったのは俺様、鬼畜、無気力、女好き、二重人格と個性様々な者たち 時代を越えた恋は禁忌ですか?
幕末で繰り広げられる恋物語!?『え、そうだったの?』『俺も初耳だぞ!!』
「皆を、頼みましたよ……」あの日先生と交わした約束。 それを胸に、皆と駆け抜けた動乱の時代。 これは松下村塾に入塾した女の子のお話。
「卵料理って、鳥の子供を焼くんですか?」「待て。鼻から血ぃ出しながらどこへ行くつもりだ」さて、松陰先生に辿り着くのも一苦労だな。知られざる過去を…。あいつに、教えてやりたい。「大嫌いなんて、嘘だよ」
「聴こえて――――無いんだね……?」時を渡った代償、救えなかった罪…ゆったりと波のような恋は温かくも時代へと呑み込まれてゆく…私は、今日も きみの面影を、踏んで歩く