蒼の少女、流浪の旅人、通称「世界の目」、少年、荒野の龍神。神域の花「レーゼンリディア」を巡る物語(かもしれない)。
「一緒に逃げないか」 さる国の王子は面倒くさがり屋ある日から引きこもる。さる国の王女は国を追われ、嫁がされる。 2人はこうして出会った。
正真正銘、鉄で作られた空に覆われる世界。 少女は、その向こうにあるはずの広い空を見ることを夢みていた。