『この世界を救うのは俺じゃない。君だよ』 西暦2155年。意思を持つ、しかし感情を持たないコンピュータに支配された世界は、彩りを失った。 嘗ての美しい世界を取り戻すべく、5人の人間が立ち上がる。 ――もう誰にも、あんな思いはさせたくない。今はただ、進むしかないんだ。 彼らの行く手を阻むのは、姿の見えぬ敵。その先に、光はあるのだろうか。