「ただいま、よみちゃん」あの日から、私たちは幸せな日々を送っていた。……送っていたのに。「またその名で呼ぶの? ――羽村さん」/僕と君のシリーズ第二弾!現在番外編執筆中!
「藍達がしあわせそうにしてると、なんだかそれをこわしたくなるの」そう言って鷹臣に近づくひとりの少女。高校生活最後の一年はどうやら穏やかではないらしい。しあわせなんて、脆くて、儚くて、あっけない。