決して交わるはずのなかった二人の運命の糸。音楽を通じて紡がれてゆくその糸は俺たちをどこへ連れて行くのだろう。願いはひとつ。幸せになりたい。ただそれだけだったのに、それさえも儚い夢と散るのだろうか――。
恋人が死んだその日、俺は、殺し合いのゲームへと脚を踏み入れた。