いつから鎖という重い重い恋をしていたんだろう。わたしはいつから想い始めたんだろう。引き裂く事が出来ないわたしたちの物語。 良かったら読んで下さい。
―――鎖の音がする。 気付いたら、もう手遅れ。
あなたの鎖はあまりに脆かった。
まるで、蜘蛛と蝶のよう。私は、蜘蛛から逃げられない、哀れな蝶。薬指の甘い鎖は、私を縛り、決して離さない。