孝平とひなのの兄妹は妖狐の封印を解いてしまった。その妖狐は恩返しをするというのだが何かかおかしい。ひなのの力をいろいろな奴らが狙っている!?どうする孝平!
江戸は日本橋大通りの端っこ。駒屋の一人娘・お鈴の悩みは、父親が勝手に縁談を断ってしまうこと。それには理由があるらしいが…?「聞いてないわよ、そんな事!」「だって、言ってなかったし」エセ時代劇幻想開幕!
「あ。」天高くを指す指先の、デコレヱトの、プラチツクの、それは大ぶりな花、して、くれなひ。
さらさらの白金の髪、少し吊り上がった目と下がった眉。そして狐の耳とふさふさ尻尾…稲荷神社に仕える狐の物話。
あの日私の前に現れたのは、狐のお面を着けたユキちゃんでした。ユキちゃんに会いたくて、今日も階段を登ってく…
稲荷神が居なくなった稲荷神社で、残された稲荷狐の幻(ゲン)とそれを取り巻く妖たちには7年前のそれぞれの想い、過去がある。本編で語られなかった小さな物語たち。
普通で地味な私は、優等生で眼鏡な壊れた彼と強引で人の話を聞かない危ない狐になぜか深く深く愛されてしまった
「ずっと離さないでいたい。」
「もう余からにげぬよな。」
私に選択肢はないのですか
目が覚めると真っ裸の男が。 「一緒にいたいんだ」この言葉から始まった、人間×(人間+狐)のどたばた生活。 自身の無くした記憶を彼に感じ、次第に惹かれて……――≪2012.6.2 完結≫
狐、狼、死神、軍人、和服、王様、貴族…好きな人はいらっしゃい
特殊な力を持つ白い狐の少女、凛音。不器用で素直になれない彼女には秘めた想いがあった。しかし一族の掟により凛音は囚われの身に…叶わぬ想いと逆らえない運命。「わかってる。それでも私は、貴方を想う。」