（ﾚﾋﾞｭｰ：2件）
[ﾎﾗｰ･ｵｶﾙﾄ]
解放人
(8点)文章力の高さは処女作ですでに証明済み。掃き溜めと限定する事で、どこまでも突き抜けられる事を逆説的に暗示している。ただ単に刺さる言葉を羅列するのではなく、ストーリー性を持たせている点に作者の物語への愛情、プライドが伺える。そして最後に、”恋愛小説糞食らえ”。モバスペ読者、作者の大半に喧嘩を売ったこの言葉に、最大の敬意と讃美を。
11-28 12:53
[文学]
ﾏﾝﾃﾂ～当たり屋という生き方～
(8点)凄まじい…。この作品は純粋な混沌を文章として表現する事ができた極めて稀な事例だ。不条理文学の突然変異であり、機能麻痺を起こしている現代の商業主義人気優先の文学世界に風穴を開ける力を秘めている。全ての物書きへのアンチテーゼ。
11-03 11:33
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