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ぱっとタイトルもさほど見ずに手にとったこの作品。1ページ目を読んでやっとタイトルを見ました。そこですぐに戦争の物語だなと察しました。夜中だというのに夢中で読んでいる自分がいました。そしてボロボロと泣いている自分。若い人が戦争へ行かなければならず、それを喜ばなければならない時代、表立って本音を言うことができず、無理やりにも感情を変えなければならない時代、何より死ぬはずのない人が死んでしまう時代。今となっては考えられない時代です。二度と来てほしくない時代です。その時代の中で人と人が繋がっている。それを肌に感じ

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