■レビュー通報

自分より長く生きてる事から見える、器の大きさ。 自分の置かれた環境をどうしようもなく錯覚してしまう少年の孤独感や虚無感が、その大きな器に寄り掛かる事でゆっくりと解きほぐされていく様が、この小説を読んでいるうちに鮮明に浮かんできました。 誰かに寄り添いたい思いは、きっと誰しもが持ち合わせている純粋な気持ちですよね。 だからこそ、この小説を読んだ後、胸の中がどこか暖かい感覚で満たされるんだと思いました。 素敵な作品を、本当にありがとうございました(___)

※このレビューを違反として通報できます。
▽通報理由(必須)


戻る