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電車には目的があって乗るもの。東西南北どこへ行くかは銘々の目的によって変わる。しかし、この作品に出てくる電車には誰もがいつか乗らなくてはならない。しかも、行き先は決まっている。あとは、どのタイミングで乗るかです。悔いを残して乗るか、満足して乗るか、絶望して乗るか、知らぬ間に乗るか……。不思議な雰囲気を醸しつつ、実は日常をテーマとしている小説は大好物です。面白い作品をありがとうございました。

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