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主人公が悩み揺れながら選択していくさまを、このページ数で表現した構成力はさすがです。彼女の苦悩に焦点を絞り、他の部分を詳しく書き込まないことで主題がくっきりと際立っていましたし、書かれなかった部分は想像の余地が大いにあり楽しめました。オージ君の最後の台詞で野間さんはがっかりしてしまったようですが、私は逆に好感度が上がりました（笑）つまらない面もちゃんと持っていて、そんな自分に嫌気がさしてるオージ君も愛しいですね。
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