たったひとつのことが、世界の全てだった。恋、友情、夢、未来。傷つくことでしか進めない彼女たちの短い季節。
「助けて」上京して5年が経つ頃、突然かかってきた一本の電話。それは学生時代に憧れていた女からだった。