「ほんと女って面倒くせえ」──周りからの評価は“暗い、地味、無口”。おまけに女嫌いだというクラスのあいつには、ある厄介な秘密がありました。

「せーんぱいっ♪」見た目も性格も可愛い、まるで天使みたいな後輩くん。だけどある日突然「マジうざいんですけど」───どうやらわたしは、すっかり騙されていたようです。

自分は恋愛なんて一生することはないだろうと、そう思ってた。だけど気が付けば、俺はあいつに恋をしていた。──「そしてまた、キスをする。」の番外編集です。

彼氏に浮気をされた。別れたくないのに、素直にそうは言えなかった。そんなわたしの前に現れた一人の男。──「ちーえ」悪魔みたいな笑顔で、甘い声で、あいつはわたしを呼ぶ。

「１年３組竪山依李！俺と結婚を前提に付き合ってください！」──高校に入学して数ヶ月、初夏のこと。ある日突然、屋上から半裸の男に大声で愛の告白を受けた。……ていうかお前、誰だよ。

「わたしなんかやめときましょう！？食べてもおいしくないし！」「何言ってんだお前」 ──隣のアイツのおかげで、平凡な毎日が少しだけ騒がしくなりました。