冬の澄んだ空のしたで 彼女の声が聞こえる。 色褪せてしまうのだろうか。 重ねていく四季が怖い。
PAGE 23ページ彼だけのために降り積もる日々。その中で、欲しい言葉だけが、見つからない。
PAGE 26ページ死と向き合うことの意味を知った 姉より年を取った秋。亡くした人を想って心が痛まない日は、一生こない。
PAGE 25ページあなたに宛てた手紙は あれが最初で最後だった。灰になって消えた想いは どこで地に還るのかな。どれだけ叫んで捜しても あなたはもう、どこにもいない。四季。シリーズ。
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