この街では恐れられ、尊敬されている人達がいる。月が輝く中、私は彼に会った。その時からこの人は人を傷つける人だと思った。「逃げられると思ったのか」
『ずっと守る』と誓ってくれたシュウはもういない。いるのは鬼楼の総長、シュウ。冷酷非情の伝説の鬼。そんな彼からの命令は『敵対する紫龍に情報を盗みにいけ』というもので…「一発くらいヤらせればいい」