小説家として生きるため、彼の才能にすがった。僕には無いものを持っている彼が、嫌いだった。いちばん大事なことを忘れてたのは、本当は、僕の方だったんだ───。《Grape☆Fruits結成記念作品》
PAGE 69ページ線路の向こう……僕は彼女に恋をした。僕は最低な男だ。自分の満足の為に、あなたを巻き込んだのだから──。
PAGE 71ページ彼はあの日から、部活に姿を出さなくなった……。私は知っている。たった1つの言葉で、人は傷ついたり、幸せになったりすることを──。
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