キミのせなか
幼なじみって一番イヤだ。友達より近くて、家族よりほんの少し遠い。あと一歩進めばキミに触れられる。触れてしまえば止まらない。戻れない。それが怖くて勇気が出ない。だから、いつも見てるだけ。キミのせなかを。