『お前の処女、俺に汚させて。』
「お前の処女、俺に汚させて。」そう言ってあたしを抱きすくめたやちるの肩は、確かに震えていた。甘くて未完成、凶暴で弱虫。そんなあたしたちは"必死に"恋をする。